腹筋の筋力チェックといえば、「上体起こし」です。通常は測定者が足を押さえ、固定した状態で測定しますが、まずは一人でもできるよう、足を固定しないで測定する方法で行ってみましょう。1回も起き上がることがでない方も多いのではないでしょうか。特に女性は全くできない方は珍しくはありません。腹筋は日常ではあまり使われておらす、腹筋を鍛えることは、たるんだお腹を引き締め、シェイプアップするという効果はもちろん、腰痛の予防・解消法としても重要です。また、体幹部の姿勢維持の重要筋であり、比較的大きな筋である腹筋を鍛え筋量を増加させることは、基礎代謝を高め、より脂肪の燃焼しやすい体にするという点でも効果的です。ぜひ、習慣的に、「腹筋のトレーニング」を実践することをお勧めします。
◆「腹筋持久力」のチェック方法◆
「上体起こし」
1. 1人で足を固定しない測定方法の評価表(一般、全年齢対象での目安)
- 床に仰向けになり、両膝を90度に立てます。
- 両手を軽く握り、両腕を胸の上に交差させて付けておきます。
- その状態で、30秒間に何回上体を垂直まで起こせるか、回数を数えます。
(戻すときは、肩甲骨が床に着くまで戻します)
※腰痛のある方は、無理して行わないで下さい。