はじめに
| 日本健康運動研究所 代表 菅野 隆
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生涯を通して自分自身、そして家族が、「健康で、幸福に暮らす」ということは、誰しもの願いだと思います。それを叶えるための大事な要素のひとつが、「運動(<身体活動)を無理なく生活の中で習慣化すること」であると、確実に言える時代になりました。
切実な健康問題として、生活習慣病であるメタボリックシンドロームはもとより、高齢者の介護問題に直結するロコモティブシンドロームを含んだ、腰痛・肩こりなどの身体的痛みや不定愁訴、さらには、うつ・自律神経失調症などの心の病に至るまで、現在多くの方が直面している健康問題の予防と改善には、「無理なく適度な運動(<身体活動)を自然に、当たり前に行う」ことが必要不可欠なのです。このことは、世界的に研究され、多くのエビデンス(科学的根拠)に裏付けられています。
しかし、多くの方は運動を生活習慣として実践することが大事だと頭では分かっていても、なかなかそこまでの時間、体力、精神的余裕がないとか、実際に、"どのような"運動を"どれぐらい"行うと効果的なのかなどが分らないとか、既に行っているという方でも、誤った運動方法で行ってしまっているなどの状況が多々見受けられます。
ネットやテレビ、雑誌には様々な健康情報があふれ、健康運動の方法等も、多々紹介されてはいるのですが、そのほとんどが流行的、断片的であり、それを体系立てて、原理原則を分かりやすく情報提供している媒体やコンテンツがありそうでないというのが現状ではないでしょうか。
そこで、"運動と健康の関係をより根本的に、シンプルに、その原理原則を提示し、日常生活に簡単に取れ入れることができる運動方法や運動プログラムを研究開発し、一般の方や、健康や運動について指導する立場にある方々にお役立ていただきたいというコンセプトのもと、「日本健康運動研究所」が設立されました。
主催・設立
設立目的
- 心身を快適にし、疾病の予防・改善に効果的な日常生活の中での、無理のない運動方法についての研究開発とその方法を公開、提供する。
- 病態、症状、目的別に分けて、写真でわかりやすく、シンプルに具体的な運動方法を提示するとともに、運動と健康の関係について原理原則を探求、明確化し、提示する。
- 生活の中で運動実践を習慣化するための具体的方法について探求、創意工夫し、その方法について提案する。
活動概要
- ホームページを中心とする情報提供
- 運動分野を通しての生活習慣病予防・改善の指導、監修
- 運動と健康に関する啓発運動の協力・協賛
- その他
事務局・お問い合わせ先
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