体力の中でも、健康に直接的に関係し、特に重要とされている要素は、呼吸循環系の予備力(キャパシティ)を示す、全身持久力です。これは一般的に固定式の自転車エルゴメータを、徐々にペダルを重くしながら10分程度こぎ、「最大酸素摂取量」という指標で測定することができます。この最大酸素摂取量の低い人は、高い人に比べて、低ければ低いほど、癌の死亡率の相対危険度や糖尿病の罹患率が高くなるという明確な研究報告、エビデンスがあります。
疾病や死亡リスクに限らず、日常生活で疲れやすいとか、ちょっと長く、速く歩いただけで息切れがするという方も、この全身持久力が低下していることの兆候です。
つまり、呼吸で最大どれだけ酸素を取り込むことができるかと、それをどれだけ効率良く全身の細胞に効率に血液で循環させることができるかということが、その人のスタミナやタフさ、健康度を決めるとも言えるのです。
体力の中でも、健康に直接的に関係し、特に重要とされている要素は、呼吸循環系の予備力(キャパシティ)を示す、全身持久力です。これは一般的に固定式の自転車エルゴメータを、徐々にペダルを重くしながら10分程度こぎ、「最大酸素摂取量」という指標で測定することができます。この最大酸素摂取量の低い人は、高い人に比べて、低ければ低いほど、癌の死亡率の相対危険度や糖尿病の罹患率が高くなるという明確な研究報告、エビデンスがあります。
疾病や死亡リスクに限らず、日常生活で疲れやすいとか、ちょっと長く、速く歩いただけで息切れがするという方も、この全身持久力が低下していることの兆候です。
つまり、呼吸で最大どれだけ酸素を取り込むことができるかと、それをどれだけ効率良く全身の細胞に効率に血液で循環させることができるかということが、その人のスタミナやタフさ、健康度を決めるとも言えるのです。
◆「全身持久力」のチェック方法◆
「3分間歩行距離」
体育館やグランドなどの、直線距離で最低10m以上とれる場所で行います。(直線距離は任意です)直線歩行の往復により行いますので、一度に何人の測定ができるかは、ラインを何コースとることができるスペースがあるかで決まります。(コース間の間隔は最低1.5m以上必要です)中央のコースのみに1m間隔の横ラインをマーキングし、5m、10mのポイントに分かりやすいように、「+」などで区別します。
①被測定者同士でペアになります。(測定者がコース数をカバーできる人数いる場合は不要)
②あらかじめ、紙とペンを用意し、ペアの方が往復した回数を「正」マークで記録します。
③走ったり、競走しないように注意します。
④ターンの方法は、マークに足が触れれば、回り込まず、プールでの水泳のような直線的リバースターンでも良いことにします。(回り込むと目が回ることがあります)
⑤タイムキーパーは、「スタート」、「1分経過」、「2分経過」、「30秒前」、「残り10秒のカウントダウン」のタイムコールをします。
⑥ストップで、ペアの計測者は距離を計測します。(50cmで四捨五入し、m単位で記録します。)
※1回のみの計測です。
(※精度を問うというよりは、あくまでも、全身持久力の目安、ウォーキングの動機づけとして行うという意味で効果的です。くれぐれも安全に留意して行って下さい。)