身体のバランスをとる能力は加齢とともに低下します。目を閉じた状態での平衡性には、主に小脳、耳の奥の三半規管の機能が関わっており、これらは、片足立ちなどのバランストレーニングをすることで向上させることができます。また、重心の動揺を吸収できる体(関節や筋)の柔軟性や揺れに耐えられる大腰筋などの体幹支持筋の筋力なども関わっていますので、ストレッチや筋トレを実践することも効果的です。
◆「平衡性(バランス能力)」のチェック方法◆
「閉眼片足立ち」
- 両手を腰にあて、両目をつぶり、左右どちらでも立ちやすい側の足で片足立ちになります。
- 上げた足は軸足には触れないようにして、高さとか位置は自由です。
- 最大180秒として、軸足が少しでもずれたり、上げた足が床に着いた時点で終了。その時間を測定します。
- 2回行い、長いほうの時間を記録します(軸足は変えても変えなくても結構です)
※転ばないように注意して行って下さい。(特に高齢の方)