体力セルフチェック編
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[腹筋持久力]チェック ・・・ 上体起しテスト

 腹筋の筋力チェックといえば、「上体起こし」です。通常は測定者が足を押さえ、固定した状態で測定しますが、まずは一人でもできるよう、足を固定しないで測定する方法で行ってみましょう。1回も起き上がることがでない方も多いのではないでしょうか。特に女性は全くできない方は珍しくはありません。腹筋は日常ではあまり使われておらす、腹筋を鍛えることは、たるんだお腹を引き締め、シェイプアップするという効果はもちろん、腰痛の予防・解消法としても重要です。また、体幹部の姿勢維持の重要筋であり、比較的大きな筋である腹筋を鍛え筋量を増加させることは、基礎代謝を高め、より脂肪の燃焼しやすい体にするという点でも効果的です。ぜひ、習慣的に、「腹筋のトレーニング」を実践することをお勧めします。

◆「腹筋持久力」のチェック方法◆

「上体起こし」
  • 床に仰向けになり、両膝を90度に立てます。

  • 両手を軽く握り、両腕を胸の上に交差させて付けておきます。

  • その状態で、30秒間に何回上体を垂直まで起こせるか、回数を数えます。
     (戻すときは、肩甲骨が床に着くまで戻します)
    ※腰痛のある方は、無理して行わないで下さい。
【判定評価(5段階)】

□男性
5(大変良い)…20回以上
4(まあまあ良い)…15 - 19回
3(標準)…10 - 14回
2(やや低い)…4 - 9回
1(非常に低い)…3回以下

□女性
5(大変良い)…15回以上
4(まあまあ良い)…8 - 14回
3(標準)…5 - 7回
2(やや低い)…2 - 4回
1(非常に低い)…1回以下

※2人1組で足を押さえて行う測定方法の評価テーブル