官民連携でウォーキングを奨励 全国に広がる活動 「FUN+WALK PROJECT」
2019年10月23日
スポーツ庁は、ウォーキングを奨励するプロジェクト「FUN+WALK PROJECT」を官民連携で推進している。3回目となる「FUN+WALK月間」を、
10月1日?31日に実施中だ。プロジェクトには全国の700の企業・団体が参加している。
朝の通勤もウォーキングで楽しく
スポーツ庁は「FUN+WALK PROJECT」を官民連携で推進している。生活に気軽に取り入れられる運動としてウォーキングに着目し、「歩くことをもっと楽しく、楽しいことをもっと健康的なものに変えていく」という掛け声のもと、全国的な機運を高める強化月間として実施。
今年で3回目となる「FUN+WALK月間」を10月1日?31日に実施中だ。プロジェクトには現在、日本全国から約700の企業・団体が参加している。
ウォーキングを促すアプリや「SNS投稿キャンペーン」も展開
1日の歩数にあわせて気に入ったキャラクターが変身したり、1,000歩ごとにポイントをため、割引クーポンと交換できるなど、ウォーキングを促すスマホ向けのアプリ「FUN+WALKアプリ」も無料で提供。
今回のイベントでは、渋谷・池尻大橋・中目黒周辺の飲食店で朝の通勤からランチタイムの時間帯に使えるクーポンやアサヒ飲料のドリンクを提供した。
「#スニーカー通勤」「#リュック通勤」など○○に通勤スタイルを表す言葉を入れたハッシュタグ「#○○通勤」を付けてSNS投稿した人の中から抽選でスニーカーなどの賞品をプレゼントする「SNS投稿キャンペーン」も10月限定で実施。
7割以上が運動やスポーツを実施 若い女性では体力低下も
スポーツ庁が公表した2018年度「体力・運動能力調査」報告書によると、運動やスポーツを週に1日以上している人の割合は、ほとんどの世代で7割を超えている。
とくに65歳以上の高齢者では運動やスポーツが定着しており、「ほとんど毎日」「時々」するという75?79歳の男性は77.2%、女性は76.9%。10年前と比較し、男性で10ポイント、女性で12ポイントそれぞれ上昇した。
運動頻度と生活の充実度合いを調べた調査では、「充実している」と回答は、週1日以上運動している男性の4割、女性の5割近くが占める。実年齢より体力年齢が若い人の割合も、50歳代で大幅に増えている。
一方、働き盛り世代の中でも、30代女性の体力低下が目立っている。35?39歳の女性では、実年齢より体力年齢が若い人の割合も減少している。
キャンペーンに参加する企業の独自の取組
FUN+WALK月間 取組事例
FUN+WALKアプリ
平成30年度体力・運動能力調査結果の概要・報告書(スポーツ庁 2019年10月15日)
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