高齢者の肥満症のガイドラインを公開 認知症やADL低下の観点を付加 日本老年医学会
2019年01月10日

日本老年医学会は「高齢者肥満症診療ガイドライン2018」の公開を同学会ホームページで開始した。日本肥満学会の協力を得て、高齢者の肥満症の診療に認知症やADL(運動機能)低下の観点を加え作成したもの。肥満症の治療についても詳しく解説している。
高齢者の肥満診療をどうするべきかを解説
日本老年医学会(楽木宏実理事長)は、「高齢者肥満症診療ガイドライン2018」(荒木厚作成委員長)の公開を同学会ホームページで開始した。同ガイドラインは、同学会が取り組んでいる「高齢者生活習慣病管理ガイドライン」の作成の一環として、日本肥満学会(門脇孝理事長)の協力を得て作られた。すでに出ている「糖尿病」「高血圧」「脂質異常症」に続くものになる。
日本肥満学会は肥満症について、肥満に起因・関連する健康障害を有するか、健康障害が予測される内臓脂肪が過剰に蓄積しており、減量治療を必要とする状態と定義。肥満は疾患ではないが、肥満症は疾患であり、医学的な介入が必要となる。
具体的には、肥満(BMI 25以上)で、あるいは内臓脂肪面積が100cm²以上の内臓脂肪型肥満があり、肥満に起因ないし関連する11疾患に及ぶ健康障害のいずれかがある場合とされている。

高齢者肥満症診療ガイドライン2018 関連情報
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