スポーツ庁「FUN+WALK PROJECT」
スニーカー通勤でウォーキング奨励
2017年10月04日
スポーツ庁は、20~40歳代のビジネスパーソンのスポーツ参画人口の拡大を通じて国民の健康増進を図る官民連携プロジェクト「FUN+WALK PROJECT」を開始する。スポーツ参画人口の拡大を通じて、国民の健康増進を目指す。
ウォーキングをもっと楽しく 20~40歳代をターゲットに
スポーツ庁「スポーツの実施状況等に関する世論調査」によると、国民の成人の週1回以上のスポーツ実施率は全体で42.5%。20~40歳代に限ると30%台前半と低い。
また、全体の67.0%の人が「運動不足を感じる」と回答しており、30歳代では72.8%、40歳代では82.1%と「運動不足」の割合がとりわけ高い。
第2期スポーツ基本計画では、成人の週1回以上のスポーツ実施率を65%程度まで引き上げることを目標としており、そのためにはこの世代(ビジネスパーソン)の実施率を引き上げることが重要となる。運動不足を感じつつも、忙しくて、スポーツをする時間の取れない働き盛り世代に対する環境整備が必要だ。
そこで、スポーツ庁は、歩くことをもっと楽しく、楽しいことをもっと健康的なものに変えていくプロジェクトとして「FUN+WALK PROJECT」を立ち上げた。
ふだんの生活から気軽に取り入れることのできるウォーキングに着目し、国民に「歩く」習慣を自然に身につけてもらうことを目指している。ビジネスパーソンを中心に2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた国民全体の取組として、本格的なスポーツをする人だけでなく、日々の暮らしの中で気軽に体を動かす人も含めて、スポーツ参画人口の拡大を進めていく。
1日の歩数をプラス1,000歩
スポーツの実施状況等に関する世論調査(スポーツ庁 2016年)
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