「7分間集中運動」で体力アップ いつでもどこでもできる運動
2013年06月11日
1日たった7分間の運動が、ランニングや筋力トレーニングと同等の効果をもたらす。この運動法は、米国スポーツ医学会の学会誌に発表された。
運動が健康増進に役立つことを理解していても、運動に取り組めないでいる人は多い。理由としては「時間がない」、「運動のやり方が分からない」が多い。 そこで、フロリダ州オーランドにある人間行動研究所の研究者が、手軽にどこでも取り組める「7分間集中運動」を考案した。運動は12種類あり、途中に休憩をはさみながら、全てを30秒ずつ行うプログラムになっている。 椅子や壁、床を使うだけで、特別な道具は必要ない。運動の順番は決められていないが、運動と運動の間に、必ず10秒間の休憩(インターバル)を入れることになっている。運動の強度は体力や体調に合わせて調整でき、無理な運動は省略もてきる。 「7分間集中運動」は次の12種類の運動で構成されている――
(1)ジャンプ → (2)壁座り →(3)プッシュアップ → (4)クランチ(腹筋運動) → (5)イスの昇降 → (6)スクワット → (7)プッシュアップ(三頭筋運動) →(8)プランク → (9)膝の上げ下げ → (10)ラウンジ → (11)腕のローテーション運動 →(12)サイド・プランク。