訊かれることが多い質問
① 〜キロ体重を減らす為の減量の方法
 脂肪のみを減らすことを前提として、1Kg=7,000kcal のマイナスで算出。それを1日あたり、運動・身体活動で何を実践することで(−kcal)、飲食で何を減らすことで(−kcal)と決めることにより、達成日数が推定されます。(例 30分のウォーキングで−100kcal、間食のお菓子をやめて、−300kcal 合計1日あたり−400kcalで、達成まで...日とアドバイス)

② メタボ改善に必要な運動量
 メタボ予防には、週21エクササイズ、その内、4エクササイズは活発な運動を行う。これは、1日3.3エクササイズ、歩数にすると、1日1万歩≒90分≒8Kmに相当。
 メタボ改善には、今の生活習慣に、週5日以上、30分、息の弾む程度の運動(速歩)を加える。または、1日の歩数を、今までより3,000歩増加させる。

③ 効果的な筋トレの種類と回数、強度、頻度、および具体的方法
 筋トレは、脚部、臀部、腹・背部などの大筋群に、「ややきつい」と感じる以上の負荷をかけ、1回に無理なく10〜20回程度反復し、週3〜4回以上、3カ月以上継続して行う。スロー筋トレが効果的。

④ メッツ、エクササイズの説明と運動による消費カロリー
 座って1メッツ、立って2メッツ、歩いて3メッツ、速歩・自転車が4メッツ、筋トレ6〜8メッツ、階段昇り8メッツと基本をおさえます。( )メッツ×( )時間=( )エクササイズとなります。消費エネルギー量の推定値は、( )メッツ×( )時間×体重(kg)×1.05 で求められます。

⑤ どうすれば運動を続けられるか
 無理をしないで、簡単にできる運動を選ぶこと、お家の中で出来る運動メニュー、楽しんでできる工夫をすること、歩数や実施状況を記録すること、家族や周囲の人に宣言したり、巻き込んで行うこと、〜大会に出るなど、明確な目標を設定することなどがコツです。

⑥ 忙しい生活の中でも効率良く運動するコツ
 運動の為に時間を取る必要のない運動、身体活動を生活習慣の中に組み込んで行うことが効果的です。朝のペッドで、歯磨きをしながら、通勤で、仕事の移動で、昼休みに、小休止に、テレビを観ながら、お風呂の中で、など、ご自身のライフスタイルに合わせて計画しましょう。

⑦ 有酸素運動と筋力トレーニングが必要な理由
 何といっても有酸素運動は、脂肪をエネルギー源として燃焼させ、呼吸循環系の予備力を高めることで、あらゆる生活習慣病の予防に効果があります。また、筋力トレーニングは、筋量が増えることで、基礎代謝を高め、血糖を取り込む量や脂質を取り込む酵素を増やす効果があり、また、膝痛や腰痛の予防・解消にも不可欠です。

⑧ ダイエットの為の食事の摂取カロリー、食習慣の基本的知識
 飲食習慣については、ダイエット達成の為に効果的なことは、間食を減らす、炭水化物の量を減らす、お菓子・甘いもの・油ものを減らすことです。また、食品やメニューごとのカロリー概算を把握することや、自分の必要摂取カロリーを知ることも必要です。